モテは実在しない

  • 《反・非モテ》に属するか、《非モテ》に属するか、というのは単なる偶然で決まる、ささいなことである。
  • 《反・非モテ》が考える《非モテ》など実在しない。《反・非モテ》が語ることとは、自分自身に含めたくない負の部分を《非モテ》をテクストとして語ることに他ならない。反・非モテ》にとって《非モテ》とは自らを相対化するための《他者》である。
  • 同様に《モテ》も実在しない。
  • 非モテ》にとって実在するのは自身の味わった苦痛である。
  • 語ろうとするものは、みながみな、権力者による断罪を恐れている。
  • 語ろうとするものは、次に権力を握るかもしれない言説に対して牽制をおこなう。

ひたすら誤解を解く作業だけが、求められているのかも知れんなぁ。