Sweetくりーむ
- 作者: 犬星
- 出版社/メーカー: ヒット出版社
- 発売日: 2004/10/13
- メディア: コミック
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犬星は小生意気そうな女の子を描くとやっぱりいいね。お話的にはツインテールの生意気娘エリカが大活躍する「さくらんぼBABY」がよい。主人公のトモくんが、エリカちゃんに挿入するときに「エ…エリカちゃん…エリカちゃん、エリカちゃん」と名前を連呼するところとかね。エロマンガは基本的に短編が多い傾向にあるけど、そうなるとヒロインがどういう女の子なのかを説明するのはキャラクターの言動にかかってくる。名前の連呼ってだけでも、このエリカという少女が主人公にとって非常に重要な、女神みたいな存在なんだということがわかってくるわけだ。そしてもちろん、そこらにいくらでも転がってそうなかわいいだけの女の子より、女神と思えるくらいに思い入れのある相手のほうが汚すのは楽しいものだ。もちろん、汚しちゃった後は平謝りに謝るべきであって、犬星の作品はそういうところもきちんとしている。
それから「雨の日のランドリー」。こちらは、なんというか、妄想を書きたてられる話だな。雨の日にコインランドリーで一人、長いこと座り続けている家出少女を、サラリーマンの男が帰るところがないならうちにおいで、と自分の部屋に連れ込むという…まぁうちの近所にコインランドリーねぇけどな! てるき熊のマンガでホームレスの少女を連れ込んで…というのがあったが、それを思い出した。帰るところのない少女、というのはイケナイ妄想が膨らむネタだな。